[科学史メインページに戻る]
 
歴史における科学的思考
 
  1. 科学理論の経験的基礎としての観測データ(実験データ)は歴史的に限定されたものである
    ---- 歴史的に限定されたデータに基づく理論「評価」をめぐる問題 ----

    こうした問題について、実際の歴史的事例をもとに考えてみよう。

  2. <A.推測 and/or データ and/or 先行理論 →→ B.科学的仮説 →→ C.十分な経験的根拠をもつ科学的理論>という螺旋的サイクル


  3. 科学における仮説の問題・・・真理はすぐに明らかになるとは限らない


  4. 科学と宗教の関係・・・地動説の歴史的展開過程とキリスト教的思考


  5. 科学理論の形成過程における経験的文脈と理論的文脈・・・<論より証拠> vs <証拠より論>


  6. 科学・技術の進歩と、思いがけぬ新しい「危険性」の登場・・・精米技術の進歩と脚気


  7. 天文学的問題からニュートン物理学へ・・・中世と近代の連続性と不連続性