シリコンバレー
Silicon Valley
<地名の由来>
アメリカ合衆国のカリフォルニア州サンフランシスコ市南東約50キロ先の渓谷地帯にある工業地帯で、インテルやナショナル・セミコンダクターなどをはじめ数多くの半導体メーカーが集まっている。半導体の主原料がシリコン(Silicon)であること、および、渓谷(Valley)地帯であることから、シリコンバレーという通称で呼ばれている。半導体メーカー以外にも、ヒューレット・パッカード社(Hewlett-Packard
company)、ワーク・ステーション・メーカーのサン・マイクロシステムズ(Sun Microsystems)、Photoshopなどのソフトウェアを開発・販売しているアドビ(Adobe)、SCSIボードなどコンピュータ周辺機器メーカとして有名なAdaptec社、EMS企業(Electronics
Manufacturing Services)として最大手のソレクトロン(Solectron)などの本社、XEROX社の有名な研究所であるパロ・アルト研究所(Palo
Alto Research Center, 略称PARC)など、コンピュータ関連の数多くのハイテク企業がある。
Don C. Hoeflerが、半導体産業の紹介を目的として「Silicon Valley USA」と題した一連の論考を1971年1月から三週間にわたって"Eectronics
News"に掲載したことから、Silicon Valleyという名称が一般的になったと言われている。(Fred Terman, "The
Father of Silicon Valley"(1985) http://www.siliconvalley-usa.com/about/terman.htmlの注30およびその注が付された本文を参照のこと)
90年代半ばまではスタンフォード大学があるパロアルト(Palo Alto)からインテル社があるサンタクララ(Santa Clara)までのエリアを示すことが多かったが、最近では行政区としては、サンタクララ郡(サンノゼ市はこの群の中にある)を中心として、東はアラメダ郡フリーモント市周辺、北はサンマテオ郡のサンマテオ市やフォスターシティ市周辺、南はサンタクルーズ郡のスコットバレー市やサンタクルーズ市周辺までを含む一帯を指すようになっている。
<地図>
<関連Webページ>
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